30代で未経験の業界へ転職するとき、

面接でアピールできることがない…。

どう伝えれば経験やスキルを評価してもらえるんだろう?
と悩む方も多いのではないでしょうか?
私は、30歳で食品業界から未経験の製薬業界へ転職しました。
転職活動を始めた当初は、私も

未経験の自分は何をアピールすればいいんだろう?
と不安を抱えていました。
そこで、これまでの経験をどう伝えるかを整理したうえで、3社の面接を受けました。
実際に面接を受けてみると、企業は違っていても、共通して聞かれる質問がいくつかありました。
この記事では、30歳で未経験業界への転職を実現した私が、
- 3社の面接で共通して聞かれた5つの質問
- それぞれの回答で意識したポイント
- 面接を通して大切にしていたこと
を紹介します。
「業界未経験だから何をアピールすればいいか分からない」という方は、これまでの経験をどう整理し、面接でどう伝えるかを考えるヒントが得られます。
【結論】30代・未経験転職では「これまでの経験をどう活かすか」を整理しておこう
業界未経験だと、入社直後から活かせる経験は多くありません。
一方、チームで仕事を進めた経験や業務改善に取り組んだ経験など、業界が変わっても活かせる経験はあります。
そのため、30代で未経験業界に挑戦する場合、
- これまでの経験を応募先でどう活かせるのか
- 不足している知識や経験をどう身につけていくのか
を伝えることが重要です。
また、面接の準備として、
- これまでの経験の中で、どの経験が活かせそうか
- 入社後にどんな経験をしたいのか/どんなスキルを身につけたいのか
- それらを活かして、どのように会社に貢献したいのか
を整理しておくことをおすすめします。

ここからは、私が3社の面接で実際に聞かれた5つの質問と、それぞれの回答で意識したポイントを紹介します。
共通して聞かれた質問5選&回答のポイント
私が面接を受けた3社すべてで、共通して聞かれた質問が5つありました。
質問自体は、自己紹介や志望動機、これまでの経験、入社後の成長、キャリアプランという特別珍しいものではありませんでした。
ただ、業界未経験だったため、
- これまでの経験を入社後にどう活かせるか
- 未経験の部分をどう補っていくか
を意識して回答しました。
ここでは、実際に聞かれた質問と私がどのように回答を準備したのかを解説します。
質問①:自己紹介をお願いします
この質問は、面接の冒頭だけに、第一印象を大きく左右します。
回答で意識したこと
私は、これまでの実績・工夫をすべて説明するのではなく、応募先でも活かせそうな実績・工夫を選ぶことを意識しました。
具体的には、面接のお礼と名前を伝えたあとに、
- 前職(現職)の担当業務
- 実績・工夫
を時系列で説明しました。
実績・工夫は、チームワークや業務改善の経験を数値を含めて簡潔に伝えました。

時間としては1分半~2分程度です。

私の場合、食品業界から製薬業界への転職だったため、業界そのものは異なります。
そこで、
- チームで仕事に取り組んだ経験
- 業務改善に取り組んだ経験
など、応募先の業務に共通する経験を中心に伝えました。
ただし、自己紹介では細かな取り組み方までは説明せず、深掘り質問につながる程度に伝えるようにしました。
業界未経験だと、

未経験だからアピールできることがない…。
と考えてしまいがちです。
しかし、業界が変わっても、これまでの仕事の中には応募先で活かせる経験があります。
自分の経験を振り返って「応募先でも使えそうな経験は何か」と整理しておくと、自己紹介を作りやすくなります。
👇関連記事:30代向けの職務経歴書の書き方を知りたい方はこちら

質問②:志望動機を教えてください
定番の質問ですが、準備が難しい質問の1つですよね。
回答で意識したこと
単に「御社で働きたい」と伝えるのではなく、企業と自分の経験との接点をつくることを意識しました。
私は、応募先の企業について調べたうえで、
- 企業の方向性
- 自分が共感した点
- これまでの経験
- 入社後の貢献
という構成で回答しました。

「なぜその会社なのか」を強く意識しました。
具体的には、応募企業の
- 中長期的な目標
- 力を入れている事業・分野
- 具体的な仕事内容
を調べ、
- ○○の事業展開に共感している(会社への共感・興味)
- △△の仕事に興味がある(応募職種への共感・興味)
- 自分には□□の経験がある
- その経験を活かして、入社後はこう貢献できる ←ここが1番重要!
という流れで話しました。
入社後の仕事内容をイメージし、「これまでの経験をどのような形で還元できるか」を伝えることがポイントです。

想像ベースでも問題ありません。

私は業界未経験だったため、業界をまたいで活かせそうな経験を具体的に伝えました。
もちろん、同じ志望動機を使い回すのではなく、その企業だからこそ共感できる点と、自分の経験との接点を見つけ出し、回答を準備しました。
👇関連記事:具体的な自己分析の方法を知りたい方はこちら

質問③:仕事で成果を出した経験や、改善に取り組んだ経験を教えてください
会社によって、
- 成果を出した経験
- 成長したと感じた経験
- 業務改善に取り組んだ経験
と質問の仕方は若干違いましたが、質問の意図は共通していました。
それは、経験そのものよりも、「なぜそう行動したのか」という仕事に対する考え方や仕事への向き合い方を知ることでした。
回答で意識したこと
この質問では、応募先で活かせそうなエピソードを準備し、「実際の行動+その考え方」を伝えることを意識しました。
私は事前に、
- チームで仕事に取り組んだ経験
- 業務効率化に取り組んだ経験
- 設備の導入に関わった経験
など、複数の回答パターンを準備していました。
実際の面接では、応募先の仕事内容や特徴を考え、その会社で活かせそうな経験を選んで話すようにしました。
例えば、
- 協調性を重視する企業では、チームワークに関連したエピソード
- 個人のアイデアを重視する企業では、業務改善のエピソード
というような形です。
また、回答に対して、

なぜその改善をしようと思ったのですか?

チームで意見が対立したことはありますか?
そのとき、どのように自分の意見を伝えましたか?
など、追加で質問されることもありました。
そのため、エピソードだけを伝えるのではなく、「なぜそうしたのか」「自分はどう考えて行動したのか」まで整理しておくことを意識しました。
👇関連記事:未経験でも「実務経験」をアピールするきっかけを知りたい方はこちら

質問④:入社後、どのように成長したいですか?
この質問は、未経験転職で特に聞かれやすい質問の1つです。
回答で意識したこと
私は、
- 入社後に具体的に何を身につけたいのか
- 将来、どう会社に貢献したいと考えているか
の2点を伝えることを意識しました。
さらに、入社後を短期(1~3年程度)と中期(3~5年程度)に区切り、短期目標 → 中期目標 → 会社への貢献 という流れで回答を準備しました。
例えば、
- 短期:まずは担当する仕事を覚える
- 中期:身につけた知識・経験を広げる
- 将来:経験を活かしてチームや会社に貢献する
というように、段階を分けて考えました。
特に、未経験の業界に転職する場合、入社直後からできることには限りがあります。
だからこそ、「入社したら○○の経験を積みたい」と希望を伝えるのではなく、経験のない仕事に対して、何を身につけ、どう戦力になれるのかまで整理しました。
👇関連記事:未経験でも活かせる経験や転職後のキャリアを考えたい方はこちら

質問⑤:今後のキャリアプランを教えてください
この質問は、面接の終盤で聞かれることが多かったです。
回答で意識したこと
キャリアプランについては、入社直後の仕事よりも、中長期的に
- どのような経験や専門性を身につけたいのか
- どのポジション・役職で、どんな役割を担っていたいのか
を中心に考えました。
私は、
- 短期:新しい環境や仕事を身につける
- 中長期:専門性や担当できる業務の幅を広げる
- 将来:○○のポジションで△△な役割を果たし、会社に貢献したい
という流れで整理し、その会社でキャリアを積みたいとアピールしました。
キャリアプランと聞くと、

今から10年後の役職を具体的に決めるの?
と思うかもしれません。
ですが、どんな経験や専門性を身につけたいのか、その経験を将来どう会社に活かしていきたいのかを最初に整理すると、自分の目指す将来像が少しずつ見えてきます。
面接を通して大切にしていた3つの軸
ここまで、共通して聞かれた5つの質問と、回答のポイントについて解説してきました。
最後に、私が面接を通して大切にしていた3つの軸を紹介します。

業界未経験だからこそ、特に意識していたポイントです。
軸①:応募先に合わせて伝える経験を選ぶ
まず、応募先の仕事内容に合わせて、これまでの経験のうち、どの経験をアピールするかを選ぶことを意識しました。
私は食品業界から製薬業界への転職だったため、入社後からすぐに活かせる経験は多くありませんでした。
そのため、入社後の具体的な仕事をイメージし、応募先でも活かせそうな経験をいくつか整理していました。
例えば、「仕事で成果を出した経験は?」「成長したと感じた経験は?」という質問に対して、複数のエピソードを準備しておき、応募先の仕事内容や質問に合うものを選んで回答しました。
「自分にはどんな経験があるか」だけでなく、「この企業・この仕事なら、どの経験を伝えると自分の強みが伝わりやすいか」を考えておくことが重要だと感じました。
軸②:未経験でも活かせる経験を具体的に伝える
業界が違っていても、これまでの経験の中には、応募先でも活かせるものがあるはずです。
私の場合、チームでの仕事や業務改善など、現職と応募企業の仕事で共通する経験を選んで伝えました。
ただし、実績だけを伝えるのではなく、
- どのような場面で
- どのような役割を担い
- どのように取り組み
- 何を身につけたのか
まで具体的に話すことを意識しました。
このように、「未経験だから・業界が違うからアピールできる経験がない」と考えるのではなく、過去の仕事と応募先の仕事に共通する部分を探しておくことが大切だと考えています。
👇関連記事:市場価値を高める考え方を知りたい方はこちら

軸③:未経験の部分を補うために、学ぶ姿勢を伝える
業界未経験である以上、入社時点で即戦力となる知識や経験を持っているわけではありません。
ですが、

未経験だからできません。分かりません。
という態度を取ると、マイナスイメージがついてしまいます。
そこで私は、これまでの経験を活かしながら、新しい知識や経験をどう身につけていきたいのかを伝えるようにしました。
そのため、面接では「自分に不足している知識・経験は何か」を伝えた後、
- 不足分を埋めるために、どんな仕事を経験したいのか
- その経験を土台に、どのように成長し、会社に貢献したいのか
を具体的に話すようにしていました。
企業側も、未経験ということを理解した上で、応募者がどう成長したいかを判断しています。
だからこそ、不足している経験をどう認識しているのか、そして不足部分をどのように学んでいくのかをセットで伝えることを意識しました。
まとめ|30代・未経験転職では「これまでの経験をどう活かすか」を伝える準備が大切
業界未経験の転職では、

アピールできる経験やスキルがない…。
と一歩踏み出しにくいかもしれません。
しかし、未経験であっても、これまでの経験の中には、業界が変わっても活かせる経験はあります。
面接の前に、応募企業の仕事内容を確認したうえで、
- どの経験が活かせそうか
- 入社後に何を身につけたいのか
- どのように会社に貢献したいのか
を整理しておくことがポイントです。
さらに、
- これまでの経験を入社後にどう活かせるのか
- 不足している知識や経験をどう身につけていくのか
を整理しておくと、回答に説得力を持たせることができます。
未経験転職で悩んでいる方は、この記事で紹介した質問を参考に、面接の回答準備に役立ててみてください。
👇関連記事:30代におすすめの転職エージェントを知りたい方はこちら


それではまたっ。
