キャリア不安からスキルアップを考えた
以前、転職を考え始めたきっかけの1つに「このまま続けてもスキルアップ、キャリアアップが難しい」と感じたというお話をしました。

実際、将来的なキャリアの行き詰まりを実感した場面がいくつかありました。
過去の投稿で書いた通り、
- 目の前の業務に追われ、スキル習得の機会や時間が少ない
- スキル・キャリアのために前向きに取り組んでいる上司や同僚がいない
- スキル・キャリア支援制度、研修制度が整っていない
という現状がありました。
日々の業務を機械的にただこなすだけで、スキルアップしキャリアを築いていく未来が見えませんでした。
さらに、キャリア形成に積極的でない会社・同僚という状況から、従業員のキャリア形成に意欲的な会社でスキルを磨いていきたいという思いが段々と強くなってきました。
スキルアップ・キャリアアップを目指すのなら、会社にキャリア支援を求めるだけではなく、自発的に学ぶ姿勢が大切です。
そして、会社・同僚への不満をもらすのではなく、自分はどうしたいか・どうなりたいかを明確にし、行動することが大切だと考えています。
今回は、私が転職活動で感じたスキルアップやキャリア形成の意義についてお話していきます。
市場価値を高めるには ~転職エージェントとの面談で得たもの~
1回目の転職エージェントとの面談で、スキルアップと将来的なキャリアアップについて相談しました。その中で印象的だった会話があります。
(面談前に職務経歴書のドラフトを送付しており、その内容をベースに相談をしました。)

私のこれまでの職務経歴から、未経験のA業界への転職は実現可能性ですか?

未経験ですが、求人紹介は可能です(≒チャンスはあります)。
例えば、○○の業務や△△の実績はどういった経緯で取り組まれたのですか?
年齢を考慮すると他社では中々ない経験ですよ!
□□のスキルも持った人材は少ないですよ。
転職エージェントは数多くの求職者を見ています。そして、転職市場の動向もよく把握しています。
なので、自分の経歴で何が強みか客観的な視点で知ることができます。
私は転職エージェントと話をして、自分では当たり前、何てことない経験と思っていたことが、実は希少な経験だったと分かりました。
そして、単体ではそれほど強くないスキルであっても、志望する職種やポジションでは希少性が高くなるということも分かりました。

志望業界をA業界とB業界、C業界で考えているのですが、どこを第1志望にしようか迷っています。

A業界が1番市場価値が高いですよ。
転職先でキャリアを積むのもいいですし、将来的に転職をする場合、B、C業界への転職もしやすくなりますよ。
あと、生涯賃金という面で見ても、A業界が1番高年収ですよ。
実際、「市場価値が高い=人材として希少性が高い=高年収になりやすい」という構図があります。
私自身、スキルアップが年収に直結すればいいなと思っていました。
そして、今スキルが多少不足していても、転職先でスキルアップを図り、将来的なキャリアアップを実現することも可能だと感じました。
このように、転職エージェントとの面談を通じて、目先の転職やスキルアップだけではなく、長期的なキャリアを考えたうえで転職活動を始めることができました。
スキルの掛け合わせで希少価値は高まる
- 希少性のあるスキルを身につける
- 市場価値を高める
私は自分の過去の経歴から、この2つを実現するのは難しいと考えていました。

小規模な会社で働いてきて、実績や経験は大したことないよ。
ですが、転職エージェントとの面談で、「スキル(経験)×スキル(経験)」で実現可能(もしくは実現に近づく)だと実感したのでご紹介します。
具体的な私のスキルとしては
- 分析技術
- 英語力
- 指導経験
がありました。
ですが、ずば抜けた能力を持っているわけではありません。
学生時代の経験から、私は英語を話すことができました。(研究室に留学生がいたので、環境的に英語を使わざるを得なかったのが現実ですが…)
また、前職でインターンシップ学生を教える機会もありました。

あなたのように「分析技術・英語・指導経験」を持っている人材は多くありませんよ!
現実、後輩や新卒の指導ができる人材を求めている企業は多いです。
技術職で分析技術がずば抜けた人は多いですが、英語が話せる人は少ないですよ。英語が得意な人は文系の職種には多いですが…。
1つ1つのスキル・経験だけで勝負すると、他の経験者の方には到底及びませんでした。
ですが、スキル・経験の掛け合わせで希少性が高まり、選考の土俵に上がれると実感しました。
私が志望していた製造業では、多くの企業が海外展開をしています。製造業の中でも、私は技術職を志望していました。

「技術×英語」人材を欲しがる企業は多いそうです。
実際、英語人材は文系の職種に多いそうです。ですが、技術的な話をする場合、文系職種の方ではどうしても知識・経験が不足してしまいます。そこで、技術的な内容を英語で伝えられる技術職が必要になるわけですが、社内教育で英語人材を育てるのは難しい現状があります。
英語の得意な方は世の中に多くいらっしゃいます。ただ、「技術×英語」人材は希少な現状がありました。
このように、どの職種・ポジションでスキルを活かすかによって希少価値が高まることも実感しました。
まとめ ~まずキャリアの棚卸しから始めてみよう~
今回は、「スキルの掛け合わせで希少性が高まる」ことについて、私の実体験を踏まえてご紹介しました。
そして、「スキルの希少性」=「高い市場価値」という現実があります。

今回の転職活動で、30代以上の社会人は「市場価値」に焦点を当ててキャリアを考える必要性を感じました。
自分の市場価値といっても、自分で客観的に評価できる人は少ないのではないでしょうか。
そこで、まず「キャリアの棚卸し」を始めてみることをおすすめします。
自分の経験を時系列やモチベーションの変化とともに見ることができ、経験と気持ちとを整理することができると思います。
そして、転職エージェントと面談し、自分のどの経験が転職市場で必要とされているか知ることも大切だと感じました。
皆さんのキャリアを考えるきっかけやサポートになれば幸いです。

それではまたっ。



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