30代になると、結婚や住宅購入、将来への備えなどを意識し始め、年収アップを考える人も増えてきます。
そのとき、多くの人が

年収を上げたいけど、転職と昇進どちらが早いのか分からない…。

年収アップのために今の会社で昇進を待つべきか、転職に踏み切るべきか迷っている。
と悩むのではないでしょうか?
私も30歳で同じ悩みを抱えていました。
結論から言うと、私の場合「転職の方が年収アップが早かった」です。
転職で2割の年収アップを実現しました。
ただし、転職が全員にとって正解ではありません。
昇進・転職にはそれぞれメリット・デメリットがあり、自分の状況に合った選択をすることが大切です。
この記事では、
- 昇進で年収アップを狙うメリット・デメリット
- 転職で年収アップを狙うメリット・デメリット
- 私が転職を選んだ理由と実際の結果
を実体験をもとに解説します。
30代が年収アップを目指すときに考える2つの選択肢
会社員として年収アップを考えたとき
- 今働いている会社で昇進する
- 転職する
という2つの選択肢があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらが正解とは言えません。
まずは、多くの30代サラリーマンが抱える不安や悩みについて整理してみましょう。
昇進を待つか、転職に踏み切るか
今の会社で真面目に働いていれば、いずれ昇進や昇給のチャンスが訪れるかもしれません。
しかし、

昇進のタイミングはいつなんだろう?

本当に十分な年収アップにつながるのかな?
という不安を感じる人も少なくありません。
一方で、転職によって年収アップを実現したという話もよく目にします。
求人票を見ると、

今より年収が50万円以上上がるかもしれない!
と期待してしまうこともあるでしょう。
実際、2024年のマイナビのアンケートでは、30代の転職者のうち43%が年収アップし、年収アップ額の平均値は約138万円という結果が出ています。
ただし、転職には環境の変化やミスマッチのリスクもあります。
そのため、「昇進を待つか」、「転職に踏み切るか」で多くの30代が悩んでいます。
私が転職を選んだきっかけ:昇給ペースの小ささ

転職で年収アップしたい。
私の転職理由の1つは「収入」でした。
当時勤めていた会社では毎年昇給はありましたが、その昇給額は決して大きいものではありませんでした。
もちろん、長く勤めて昇進すれば年収は少しずつ上がります。
しかし、私は

このまま同じ会社にいても、希望する年収に到達するまでかなり時間がかかるのではないか。
と感じていました。
実際に、転職エージェントに相談する中で、自分の経歴でも年収アップできる可能性があると分かりました。
その結果、

昇進を待つよりも、転職して年収アップしたい!
と考えるようになり、本格的に転職活動を始めました。

「昇進」or「転職」で迷う30代サラリーマンのよくある悩み
「昇進」か「転職」かで迷ったとき、どちらを選ぶにしてもこのような悩みを感じるのではないでしょうか?

昇進したら役職手当や昇給が期待できるけど、責任や業務負荷が大きくなるんだよな…。

管理職になったら、自分のやりたい仕事が続けられないかもしれない。
一方、転職は大幅な年収アップを実現できる可能性がありますが、

転職で新しい環境に飛び込むのは怖いな…。

年収ダウンのリスクもあるよね…。
など昇進よりも大きな変化やリスクがあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、どちらを選択するか判断する必要があります。
昇進で年収アップを狙うメリット・デメリット【実体験から整理】
年功序列の日本企業では、昇進は年収アップの王道の方法です。
私自身、これまで転職を2回経験しましたが、いずれも年功序列の色が残る会社でした。
- 毎年の定期昇給がある
- 昇進するとまとまった昇給がある
という給与制度で、長く勤めるほど収入が上がる仕組みになっていました。
実際に働いてみて感じたのは、昇進は比較的確実に年収を上げられる方法である一方、誰もが短期間で大きく年収アップできるわけではないということです。
ここでは、私が実際に感じた昇進のメリット・デメリットを整理してみます。
メリット①:安定した昇給が期待できる
昇進を目指す最大のメリットは、安定して収入を増やせることだと思います。
多くの日本企業では、毎年の定期昇給があります。
業績や成果によって多少の差はあるものの、勤続年数が伸びれば基本給も少しずつ上がっていくため、

来年の給与はこれくらいかな。
と安心することができます。
現在の会社で実績を積み上げながら年収アップを目指せるため、精神的な負担が少なく、安定志向の人にとっては大きな魅力と言えるでしょう。
メリット②:社内での信頼や評価が積み上がる
昇進によって得られるのは給与だけではありません。
勤続年数が伸び、責任ある仕事を任されるようになると、社内での信頼や評価も高まる傾向があります。
私がこれまで在籍した会社でも、昇進した社員は重要な会議などに参加する機会が増え、社内での発言力も大きくなっていました。
もちろん、

なぜあの人が昇進したのだろう?
と感じるケースがなかったわけではありません。
それでも一般的には、昇進は会社から評価された証であり、キャリア形成の面でもプラスに働くことが多いと感じています。
デメリット①:年収アップまで時間がかかる
一方で、昇進には時間がかかるという大きなデメリットがあります。
定期昇給はあるものの、その金額は月給数千円程度という会社も少なくありません。
若手社員の場合、

毎年昇給しているのに思ったほど生活が変わらない…。
と感じることもあるでしょう。
私自身も、

このペースだと希望年収に到達するまで何年かかるのだろう?
と考えたことがありました。
大幅な年収アップを実現するには昇進が必要ですが、その昇進にも数年単位の時間がかかるケースが多いのが現実です。
デメリット②:若手・中堅社員は成果を出してもすぐには報われにくい
私が昇進制度に対して最も疑問を感じていたのは、「成果を出してもすぐには報われにくい」という点です。
年功序列の企業では、昇進ポジションの数が限られています。
そのため、
- 高い成果を出している人
- 専門性が高い人
- 周囲から評価されている人
であっても、昇進枠が空かなければ昇格できないケースがあります。
また、ようやく昇進できたとしても、今度は管理職としての責任や精神的負担が大きくなります。
- 部下やチームのマネジメント
- 人事評価
- トラブル対応
など、自分の業務以外の仕事も増えていきます。
近年、「管理職になりたくない若手が増えている」と言われるのも、この負担の大きさが理由の1つではないでしょうか。
成果を出している若手・中堅社員ほど、

昇進を待つより転職した方が早く評価されるのではないか。
と考えるのも自然な流れかもしれません。
転職で年収アップを狙うメリット・デメリット【実体験から整理】
転職して今よりも給与水準の高い企業やポジションに移ることで、昇進を待たずに年収アップを実現できる可能性があります。
実際、私自身も転職で2割の年収アップを実現しました。
ただし、転職活動を進める中で、転職には昇進にはない大きなメリットがある一方で、無視できないリスクも存在すると実感しました。
ここでは、私の実体験をもとに転職による年収アップのメリット・デメリットを整理してみます。
メリット①:一気に数十〜100万円以上の年収アップが可能
転職最大のメリットは、短期間で大きな年収アップを狙えることだと思います。
転職であれば、企業によっては入社初年度から年収が数十万円〜100万円以上上がるケースもあります。
実際に私が転職活動をしていた際も、
- 今の年収より50万円以上高い求人
- 同じ職種でも給与レンジが大きく異なる企業
を数多く見かけました。
もちろん誰でも必ず年収アップできるわけではありません。
しかし、自分の経験やスキルが評価されれば、昇進を待つよりも早く収入を増やせる可能性があります。
メリット②:市場価値を客観的に知ることができる
転職活動をすると、自分の市場価値を客観的に知ることができます。
同じ会社で働いていると、自分の経験やスキルが他社でどの程度評価されるのか意識することは多くありません。
一方、転職活動では、転職エージェントとの面談や企業との面接を通じて、
- どの経験が評価されるのか
- どのスキルが不足しているのか
を知ることができます。
私も転職活動を通じて、自分が思っていた以上に実務経験を評価してもらえることに驚きました。
同じ経験やスキルであっても、今の会社よりも、自分を高く評価してくれる企業が見つかるかもしれません。
私自身、自分の市場価値を知ったことで、年収アップだけでなく、今後どのようなキャリアを目指すべきか考える良い機会にもなりました。
デメリット①:環境リセットによる体力的・精神的負担
一方で、転職で年収アップを目指すにはリスクもあります。
実際に転職を2回経験して、最大のリスクは「環境の変化」だと痛感しています。
転職後は、新しい職場で0から信頼関係を築かなければなりません。
仕事内容だけでなく、
- 人間関係
- 企業文化
- 社内ルール
- 評価制度
などすべてが変わります。
私自身も転職後しばらくは、

職場に馴染めるだろうか?

期待されている成果を出せるだろうか?
と不安を感じていました。
年収アップを実現できたとしても、その代わりに環境変化によるストレスを経験する人は少なくありません。
転職を検討する際は、収入だけでなく働き方や職場環境も含めて判断することが重要だと感じています。
デメリット②:未経験職種での年収ダウンリスク
また、転職すれば必ず年収アップできるわけではありません。
内定を貰った企業から希望に合う年収が提示されないこともあります。
面接や内定後のオファー時の年収交渉で悪い印象を与えてしまうことも少なくありません。
私自身、過去の転職面接で

希望年収の根拠は何ですか?
と聞かれ、うまく答えられなかったことがありました。
このように、求人票だけでは分からない部分も多いため、転職には一定のリスクが伴うことを理解しておく必要があります。
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私が転職で2割年収アップできた話と、その理由3つ
ここまで、昇進と転職で年収アップを狙うメリット・デメリットを整理してきました。
実際、私は昇進を待つよりも転職で年収アップしたいと考え、転職活動を始めました。
結果として、転職前と比較して年収は2割アップしました。
もちろん、誰でも同じように年収アップできるとは限りません。
しかし、今回の転職活動を振り返ると、年収アップにつながった理由は大きく3つあったと感じています。
理由①:給与水準の高い業界・企業を最初から狙った
私が最も意識していたのは、給与水準の高い業界・企業を中心に応募することでした。
転職活動を進める中で気づいたのは、同じような仕事内容や求められるスキルでも、業界や企業規模によって年収レンジが大きく異なるということです。
そのため、
- 給与水準が高い業界
- 今後も成長が期待できる企業
- スキルアップできる環境
という観点で応募先を選びました。
年収アップを目指すのであれば、自分の努力だけでなく、どの業界・企業を選ぶかも非常に重要だと感じています。
理由②:コミュニケーション能力という「汎用スキル」が評価された
今回の転職では、直接的に活かせる経験だけでなく、汎用的なスキルも評価していただきました。
特に評価されたと感じるのは、「コミュニケーション能力」です。
正直なところ、私は自分がコミュニケーション能力の高い人間だとは思っていませんでした。
しかし、転職エージェント経由で、

質問の意図を理解して回答できている。

自分なりの考えやキャリアの軸を持っている。
という面接官のフィードバックをいただきました。
また、インターン学生の指導経験も、知識をうまく伝えることができるという「コミュニケーション能力」として高く評価していただきました。
専門スキルだけでなく、どの会社でも活かせるポータブルスキルの重要性を改めて実感した経験でした。
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情報収集しておくだけでも、転職活動の質が変わります。
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理由③:転職エージェントに「年収アップ」を希望条件として明示した
転職活動では、転職エージェントに自分の希望条件を明確に伝えることも大切だと感じました。
私は転職エージェントとの面談で、

〇〇万円くらいの年収アップを実現したい。
という希望を最初から伝えていました。
その結果、現在の年収を踏まえながら、
- 年収アップが期待できる求人
- 市場価値に見合った求人
- 経験やスキルが活かしやすい求人
を紹介してもらうことができました。
転職エージェントは求人紹介だけでなく、年収交渉もサポートしてくれます。
そのため、年収アップを目指すのであれば、遠慮せず希望条件を伝えることが重要だと思います。


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🎯 大手企業の人事部出身のプロに転職相談
「自分に合う企業はどこか」を、
企業の内側を知るプロと一緒に考えられます。
ユメキャリは、現役・元大手企業の人事部出身者が
転職サポートを担当。業界の裏側を知るアドバイスが強みです。
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まとめ ~30代が年収アップさせたいとき”転職”と”昇進”、どちらを選ぶか~
私は、昇進を待つよりも転職で年収アップしたいと考え、転職で2割の年収アップを実現しました。
ですが、年収アップの選択肢である「昇進」・「転職」はどちらもメリット・デメリットがあり、どちらが正解というものではありません。
年収アップを狙う際、
- 昇進:確実だけど時間がかかる
- 転職:即効性があるけど大きな変化やリスクもある
と言えます。
自分に合った選択をするための3つの問いかけ
昇進・転職、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った選択をする必要があります。
そのために、自分に3つの問いかけをしてみてください。

今の会社に、昇進できる明確なポジションと時期が見えているか?
- 見えているなら、昇進を待つ価値がある
- 見えていないなら、転職を検討するタイミング

今の自分のスキル・経験は、他社でも通用するか?
- 通用するなら、転職で年収アップできる可能性がある
- 通用しないなら、今の職場でスキルを積んでから転職を検討する

転職エージェントに市場価値を確認したか?
- 自分の市場価値を客観的に把握できる
- 転職するかどうかに関わらず、情報収集として活用できる
年収アップしたいけど何から始めればいいか分からない、今の会社では年収アップが難しいなどと感じている方の参考になれば幸いです。



それではまたっ。


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