転職後、新しい職場で働き始めてから、

前職ではもっと仕事ができていたのに…。

周りは当たり前にできているのに、自分だけ仕事ができない…。
と悩んでいませんか?
転職すると、これまでとは仕事の内容や進め方、会社独自のルールが大きく変わります。
そのため、前職では問題なくできていたことでも、新しい職場では思うように仕事ができず、自信を失ってしまうことがあります。
私自身、30歳で転職した直後は、基本的な仕事でミスを繰り返し、

自分は仕事ができない人間なんだ…。
と悩んでいました。
しかし、今振り返ると、転職直後に仕事ができないからといって、これまで身につけてきた経験やスキルがなくなったわけではありませんでした。
転職者には、
- 他社で働いてきた経験
- 異なる環境に適応してきた経験
- これまでの仕事で身につけたスキルや仕事の進め方
など、転職者ならではの強みがあります。
この記事では、実際に転職直後に「仕事ができない」と悩んだ私の経験をもとに、
- 転職直後に仕事ができないと悩んだ2つのエピソード
- 転職者ならではの3つの強み
- 転職後に自信を取り戻すために意識したい3つのポイント
を紹介します。
転職後に「自分は仕事ができない」と悩んでいる方が、これまでの経験や強みを見直し、少しずつ自信を取り戻すきっかけになれば幸いです。
【結論】転職直後に仕事ができなくても、転職者には「転職者ならではの強み」がある
結論、転職直後に新しい仕事ができないからといって、これまでの経験や身につけたスキルが失われたわけではありません。
転職者には、
- 異なる環境で働いてきた経験
- 他社で働いたからこそ持てる視点
- 他社で身につけた仕事の進め方やスキル
といった、転職者ならではの強みがあります。
-1-edited.png)
転職直後は、新しい仕事を覚えることに精一杯で、自分の強みを実感する余裕がないかもしれません。
しかし、これまで積み重ねてきた経験が、新しい環境で活かせないわけではありません。
「新しい仕事ができない=能力がない」ではない
転職直後は、今までは当たり前にできていた仕事が、突然できなくなることがあります。
仕事を覚えられなかったり、ミスが続いたりすると、

なんでこんなに仕事ができないんだ…。
と悩むかもしれません。
私自身、何度説明を聞いても、基本的な仕事で同じミスを繰り返していました。

ですが、必ずしも皆さんの能力が低いわけではありません。
会社が変われば、
- 仕事のルールや進め方
- 使用するシステム
なども変わります。
そのため、転職直後は、会社のルールや仕事の進め方を理解できていない(≒慣れていない)だけという可能性も十分にあり得ます。
身につけた経験や視点は、新しい会社でも活かせる
新しい仕事を覚えることに苦労すると、

これまでの経験は、新しい会社では役に立たないのかな?
と感じるかもしれません。
私自身、転職直後は仕事を覚えることに精一杯で、前職までの経験を活かせている実感はほとんどありませんでした。

でも、これまでの経験が無駄になるわけではありません。
少しずつ仕事を覚えてくると、
- 前職のようににExcelマクロを活用したら、データ管理が効率化できる
- チャットツールを活用して連絡すれば、伝達の抜け漏れがなくなる
など、これまでの経験に基づいた新しい視点で仕事を見ることができます。
このように、転職後に仕事を覚えることに苦労していても、新しい会社でも、いずれ積み重ねてきた経験やスキルを活かせるようになります。

【実体験】転職直後に私が「仕事ができない」と悩んだ2つのエピソード
私自身、最初の3ヵ月間は、新しい仕事や会社のルールを覚えることに精一杯で、思うように仕事ができませんでした。
一方、周囲の自分より若い社員たちは、当たり前のように仕事をこなしています。
その中で、自分だけ仕事を覚えられなかったり、同じミスを繰り返したりすると、

こんなに仕事ができないなんて、自分は無能かもしれない…。
と悩むこともありました。
ここでは、私が実際に「仕事ができない」と悩んだ2つのエピソードを紹介します。
エピソード①:何度聞いても基本的な仕事を覚えられなかった
転職後、私が特に苦労したのが、日常業務で使用する記録やデータの入力・作成です。
毎日行う基本的な仕事だったため、

これくらいは早く1人でできるようにならないと。
と思っていました。
しかし、入力方法やルール、確認項目が多いため、覚えるのに時間がかかり、同じ内容を何度も質問していました。
周囲の人は当たり前にできているのに、自分は1人で何もできない…。
その状況が続くうちに、

基本的な仕事すら覚えられない自分は、仕事ができない人間なんだ…。
と思うこともありました。
転職直後は、いつ仕事を覚えられるか不安に感じていましたが、入社半年ほどで仕事の流れが分かるようになり、ミスも減ってきました。
エピソード②:マルチタスクが得意だったけど、1つの仕事でミスを繰り返した
さらに、ショックだったのは、前職では得意だった仕事の進め方が、転職直後は通用しなかったことです。
前職では、社内・社外問わずマルチタスクで業務を行っていました。
複数の仕事を同時に進めることには慣れていて、自分はミスも少ない方だと思っていました。
しかし、転職後は
- 使用する機器の設定を間違える
- 作業途中で必要な工程を行ったか分からなくなる
など、前職ではしなかったミスを何度も繰り返してしまいました。
このギャップから、

ミスが怖くて、仕事に行きたくない…。
と思うことも珍しくありませんでした。

転職者ならではの3つの強み
転職直後の私は、仕事を覚えられず、同じミスを繰り返していました。
ですが、入社半年ほど経つとミスも減り、任せられる仕事も増えてきました。
そんな中、複数の会社で働いてきた経験があるからこそ、新しい会社でも活かせる強み(経験・スキル)があると感じました。
実際、入社2ヵ月目の総務との面談で、

この会社は、新卒で入社して、そのまま長く働いている人が多いです。大手だから安心と思っている人も少なくありません。だから、仕事に対して少し甘い部分があるかもしれません。

あなたは他の会社で、いろいろな経験をしてきていますよね。外の会社を知らない人も多い中で、その経験をぜひ社内に還元してほしいと思っています。
と印象的な言葉をかけられました。
この言葉を聞いて、「他社で働いた経験」そのものにも価値があると感じました。
ここでは、私が考える「転職者ならではの3つの強み」を紹介します。
強み①:異なる環境で働いてきた「適応力」
まず、異なる会社で、
- 初めての仕事を覚える
- 周囲との関係を築く
- 少しずつ仕事に慣れていく
という変化に適応してきた経験自体が強みだと考えています。
会社によって、規模やチームの人数、仕事の進め方、求められることが異なります。
また、人間関係や社内のシステムにも慣れる必要があります。
私自身、これまで異なる3つの業界で働いてきました。
1社目・2社目での経験があるからこそ、未経験で入社した3社目でも
- 上司・同僚との関係づくり
- 異なる仕事の進め方への理解
なども少しずつできるようになっています。


変化に順応してきた経験が失われることはありません。
“転職直後にできない = 将来もできない” ではありません。
転職後に仕事ができないと悩んでいる方は、これまで新しい環境で、少しずつできることを増やしてきた経験を思い出してみてください。
強み②:他社のやり方を知っている「外からの視点」
2つ目に、他社での経験をもとに改善の可能性を考えられることも、転職者ならではの強みだと考えています。
1社に長く勤めていると、「会社のやり方が当たり前」と考えてしまいがちです。
一方、転職者は、複数の会社を経験しているからこそ、

別の方法で効率化できるかもしれない。
と考えることができます。

私も、前職と現職で
- 情報共有の方法
- データの管理方法
などに違いがありました。
実際、前職のやり方を取り入れて、効率化できそうな業務があると感じています。
もちろん、まずは新しい会社のやり方を理解する必要があります。
その上で、これまでの経験を活かして、新しい視点を提供できることに大きな価値があります。
強み③:他社で身につけた「仕事の進め方」
最後に、
- 問題が起きたときに原因を考えること
- 周囲に相談しながら課題を解決する姿勢
など、これまでの経験から身につけた「仕事の進め方・取り組み方」は、会社や仕事内容が変わっても活かせる強みだと考えています。
転職直後は、仕事を覚えられなかったり、ミスを繰り返したりするかもしれません。
そして、「仕事ができないこと」に目が向きがちです。
しかし、身につけた「仕事の進め方・取り組み方」は、転職しても失われるわけではありません。
前職までの経験を活かし、

なんで同じミスをしてしまうんだろう?

どう工夫したら仕事を覚えられるかな?
と考えることで、前向きに仕事に取り組めるようになります。

自信を取り戻すために意識したい3つのポイント
まずは新しい職場に適応し、その後にこれまでの経験を活かしていく。
この順番を意識することで、

転職者=即戦力なのに、自分は何もできない…。
という状況から、少しずつ自分らしい働き方ができるようになると考えています。
具体的には、転職直後に仕事ができないと悩んでいる人は、次の3つを意識することが大切です。
- 転職後3〜4ヶ月間は、仕事を覚えることに集中する
- 前職との違いを「否定」ではなく「比較」する
- 経験を活かすタイミングを焦らない
私自身、仕事を覚えることを優先した結果、
- 仕事の流れが分かる
- 少しずつミスが減る
- 経験を「今の会社でも活かせそう」と感じる場面が出てきた
という変化があり、徐々に自信を取り戻すことができました。

3つのポイントを詳しく解説していきます。
ポイント①:転職後3〜4ヶ月間は、仕事を覚えることに集中する
転職直後は、新しい仕事を着実に覚えることが最優先です。
私もでしたが、

転職者なんだから、すぐに活躍しないといけない!
と考えてしまうかもしれません。
しかし、前職でどれだけ仕事ができていたとしても、転職先では、
- 会社独自のルール
- 仕事の進め方
- 社内の人間関係
などを新しく覚える必要があります。
私の経験ですが、仕事を覚えるまでの期間と流れは、次のようなイメージです。
- 入社〜2ヶ月目:会社のルールや仕事の進め方を覚える
- 3ヶ月目:大まかな仕事の流れが分かり始める
- 4ヶ月目:ミスしやすいポイントが分かってくる&改善につなげられる

仕事によって慣れるまでの期間は異なりますが、一定の時間が必要だと考えておきましょう。
転職直後に仕事ができないと悩んでいる方は、

自分はまだ適応している途中なんだ。
時間をかけて覚えていこう。
と考えてみてください。
前職での経験を活かして成果を出そうと焦るよりも、新しい会社のルールや仕事の進め方を1つずつ着実に覚えることを優先する方が、結果的に早く自信を取り戻せると考えています。

ポイント②:前職との違いを「否定」ではなく「比較」する
新しい会社で働き始めると、前職との違いに驚くことがあります。
ですが、このとき、「前の会社のやり方が良かった」と否定しないことが大切です。
今の会社には、今の会社のやり方が作られてきた理由があります。
そのため、

前職ではこうだったから、こちらも変えるべきだ。
と考えるのではなく、

前職と現職で、どんな違いがあるんだろう?
と比較することが重要です。
比較することで、
- 前職の方が効率的だった方法
- 現職の方が優れている方法
- それぞれの会社で異なる理由
を考えることができます。
そして、自分には以前の職場で身につけた経験や仕事の引き出しがあることにも気づくことができます。

ポイント③:経験を活かすタイミングを焦らない
転職直後は、早く成果を出そうと焦りすぎないことが大切です。

転職者=即戦力だから、早く自分の経験を活かさないと!
と焦るかもしれません。
しかし、転職直後から自分の経験を出すことが必ずしも良いとは限りません。
なぜなら、仕事を十分に理解していない段階では、
- その方法が現在の会社で使われている理由
- 自分が知らない制約やルール
- 周囲の仕事への影響
まで理解できていない可能性があるからです。
経験を活かすのは、転職後半年~1年程度経ち、仕事や職場への理解を深めてからでも遅くはありません。
- 新しい会社の仕事を覚え、理解する
- 前職との違いを比較する
- 自分の経験を活かせる場面を考える
という順番で進むことをおすすめします。

焦らずに新しい環境に適応した先に、新しい仕事とこれまでの経験を組み合わせて、以前より広い視野で仕事ができるようになると考えています。
まとめ|転職直後は焦らず、自分の経験・強みを活かしていこう
転職直後に仕事ができないと、

前職ではもっと仕事ができていたのに…。
などと自信を失うことがあるかもしれません。
しかし、その理由は、能力がなくなったのではなく、新しい会社のルールや仕事の進め方に慣れていないからかもしれません。
仕事ができないと悩んだときは、
- 異なる環境で働いてきた「適応力」
- 他社のやり方を知っている「外からの視点」
- これまでの経験から身につけた「仕事の進め方」
という転職者ならではの強みを思い出してみてください。
そして、自信を取り戻すために、
- 新しい会社の仕事を覚え、理解する
- 前職との違いを比較する
- 自分の経験を活かせる場面を考える
の3ステップを意識してください。
転職直後に、すぐ成果を出そうと焦らなくても大丈夫です。
まずは新しい環境に適応することを優先し、その先で、これまで積み重ねてきた経験や強みを少しずつ活かしていきましょう。

それではまたっ。

